SESI2012


   
2014年 劇団かかし座「Hand Shadows ANIMARE」マカオツアー

5/8~5/16の雨季まっただ中のマカオにて「Hand Shadows ANIMARE」公演を行なってきました!
2009年のドイツ初演以来、ヨーロッパ、そして南米を中心に海外公演を行なってきた「Hand Shadows ANIMARE」。意外にも、日本以外のアジア地域で公演するのは今回が初めてとなりました。

マカオ特別行政政府文化局がオーガナイズする「マカオ・アーツフェスティバル」は、地元のアーティスト達のプラットフォームを確立することを目的に1988年に誕生して以来、四半世紀にわたり 「国内芸術の発展、世界の優れた作品の普及と中国文化のプロモーション」を目指して開催されてきた歴史ある芸術祭です。
25周年記念となる今回は、合計で31作品もの多様なプログラムが用意され、市民に文化的・芸術的な体験を提供する200以上のイベント(アウトリーチプロ グラムや展示等)が企画されました。かかし座が出演したのは4日間でしたが、全体では1ヶ月に渡り開催されるかなり大規模なイベントです。
マカオのお客様にかかし座の手影絵はどう映るのか、初めてのアジア公演に最初は不安もありましたが、チケット販売がスタートすると当初予定していた6公演がなんと早々に完売!追加公演を行なうことになりました。
幸先の良いスタートに期待しつつ、でも初めてのアジア公演にドキドキしながらツアーがスタートしました!
それにしても、会場は「旧裁判所」という歴史的な古い建物。行ってみて初めて分かったのですが、なんとクーラーは一切なし!
ものすごい湿気と暑さの中、送風機を駆使しての公演となりました。
いろいろと工夫してくれたスタッフさん、ありがとうございました!
でも公演中の反応はバッチリ!よく笑い、大きな拍手を送ってくれる素晴らしいお客様でした!!暖かい反応に元気をもらい、途中からは教わった中国語も交えながら、無事に6公演を務めきることができました。

 
 




今回はワークショップも①子ども向け、②大人向けでそれぞれ開催しましたが、参加者は皆とっても熱心!
そして子ども達の作る独創的な影絵人形にはこちらも楽しませてもらいました!
いつの間にか親の方が真剣になっちゃうのは万国共通ですね。

一週間の滞在中、毎日公演の日々でしたが、時間を見つけて観光にも繰り出しました!
マカオは中国文化にポルトガル文化が運んできた様々なスタイルが融け合い、ヨーロッパ風の街並みもアジアらしい裏路地も、そしてもちろんカジノの綺羅びやかなネオンも楽しめる、独特な場所でした。名物のエッグタルトは本当に美味しかったですよ!
お客様やスタッフみんなの穏やかで明るい笑顔も忘れられません。
古さと新しさが融合するマカオで開かれる、1ヶ月間のフェスティバル。初のアジア公演は忘れられないものになりました。








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