「引力のめぐる夏野」
詩集 中西博子/装幀 藤泰隆

 創立者の詩集装幀の仕事が「アンドロメダ〜」の他にもう一つありました。
中西博子さんの詩集です。この本を見る限り「アンドロメダ〜」もそうですが、かかし座の仕事と言うよりは藤泰隆個人の仕事の要素が強い様です。
「アンドロメダ〜」の英さんの次の詩集をいただいたおりに、お手紙の中で「引力のめぐる〜」の装幀についてのお礼が記してあったところを見ると、英さんからのご紹介での仕事であったかと推察されます。
なお、中西博子さんのお父上は「日本野鳥の会」創始者で詩人・歌人の中西悟堂さんです。私(後藤圭)は若い頃に父から中西悟堂さんとのおつきあいについて聞いた覚えがあります。


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