「羽衣伝説」ストーリー

あらすじ

昔むかしのお話。
その日、打吹山は
美しい月明かりに照らされていた。
山頂には笛と太鼓を奏でる
男の子と女の子。
彼らは、生まれてこのかた、
この地上に季節というものがあることを
知らなかった。
そして、この日彼らのもとに
12年ぶりの春が訪れる。
かぐわしい匂い、光り輝く花びら、
月の光に照らされ咲いた花を見て、
子どもたちは春の素晴らしさを知る。
なぜ、12年もの間地上には春が
訪れなかったのか?
話は12年前にさかのぼる。

全国公募の新作ストーリー(公演パンフレットから)

 新しい世紀新しい施設で行う、新しいお芝居です。
青年会議所の企画のメンバーは演目も新しいものをと考えました。
 鳥取県中部地域には「羽衣天女伝説」(倉吉市・東郷町)という物語が伝承されています。今回はこの「羽衣天女伝説」をもとに全国より新作天女ストーリーを募集しました。
 応募作は全部で23作。ラブストーリーあり、ファンタジーあり、バラエティに富んだ作品が寄せられました。
 最優秀作は北海道旭川市の東 佐保さん。そして、佳作には山口県岩国市の東桂木真美さん、東京都豊島区の鹿住紗代子さん(東京都豊島区)の二作が選ばれました。
 本旗揚げ公演はこの東さんの最優秀作を原作としています。


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