よこはま動物園ズーラシアの皆さんが影絵に挑戦!
ナイトズーラシアを影絵で彩る!

04/09


年の夏にとてもユニークな催しが横浜で開かれました。その名も「ナイトズーラシア・動物影絵展」!! これは8月の金土曜日に限って閉園時間を20:30まで延長し、夏休み中の子どもたちやご家族に夜の動物園を楽しんでいただこうという企画なのです。(確かに夏の動物園は、考えただけでも大人の行きたいスポットではありません。)ところが動物園というものは「昼間」用の設備になっているもので(あたりまえ!)「夜間」開いていたとしても、なかなか面白いというわけにいかないのだそうです。「夜間」の開園で有名な外国の某動物園は最初からそのための設備になっているわけです。
そこでズーラシアの若手の職員さんから相談があり、職員の有志を募るので「影絵の展示」について教えて欲しいとの事なのです。私(後藤)も実は初めてズーラシアに行く事になったのですが(失礼!)何しろとても広い!‥‥という事は大きなものを作らなくてはならないわけです。
そして昼間動物の飼育などの仕事を終えた職員さん達が、夜な夜な会議室に集合して影絵製作となりました。
展示の場所は「わくわく広場」と決まり、そこに設置されている大きな遊具をフレーム代わりに大きなスクリーンを3面設置するのです。影絵にするモチーフは当然動物!影絵のデザインから材料の仕入れ、現場の設置まで全部職員さん達だけで製作が進行していったのです。
と、いうわけでとてもユニークであたたかい野外大型影絵展示が幕を開けたのです。
私(後藤)も何回か足を運んで指導にあたったのですが、皆さんとても飲み込みが早く、仕事も的確で「さすがに日頃動物を相手に仕事をしている人たちだけの事はある。」と感心いたしました。まだ初めての取り組みなので、皆さんの思いを十分に実現したとはいえませんが、もし今後も続ける事が出来るとすればとてもユニークな取り組みになっていく事は間違いありません。
影絵を、出来るだけ子ども達に近いところで親しんでいただく事がかかし座の目的でもありますので、私たちとしても出来るだけのサポートをしていきたいと思います。

ナイトズーラシア 動物影絵展
04年8月 毎週金土曜日 日没から閉園時間(20:30)まで開催


▲ズーラシアの「わくわくひろば」


▲遊具にスクリーンを設置しました。大きい!


▲後ろの壁の時計の針は?


▲職員の皆さん夜な夜な手作りです


▲いよいよ人形の設置です なんと毎日仕込み撤収を繰り返しました


▲ゾウのナイトズーラシア


▲サルたちヨーヨー



○よこはま動物園ズーラシア