『影絵むかし話』
1976〜1979)
TBSをキー局に全65話を製作・放映。

『影絵イソップ物語』
1978)
TBSをキー局に全26話を製作・放映。

『影絵グリム童話』シリーズ
(1980〜1981)
 TBSより全国ネットで全52話を製作・放映。



(△“うさぎのおよめさん”より)

(△“金のがちょう”より)


この三つのシリーズは劇団かかし座の歴史の中でも、一つのエポックであり映像作品の中心になるものです。各話1回15分完結のスタイルで製作を続け、3シリーズ合計143話を製作しました。最初の放映に際してのスポンサーは「千代田生命」と「千代田火災」でした。このシリーズを「千代太郎子ども劇場」として放送してくださいました。
かかし座は創立以来、多年に渡ってNHKをはじめ民放各局に出演させていただいて来たわけですが、当然の事ながらそうした出演作品というものはユニット(番組の映像部分ほぼ全部をかかし座で作る様な場合)であっても放送局の製作著作になります。逆に言えば出演したかかし座には実績しか残りません。
このシリーズに関しては、プランニングから製作全課程をかかし座で行い「完パケ」(当時は16ミリフィルム)の番組を放送局に搬入します。そして放送終了後は劇団かかし座の製作著作物として活用が出来たのです。
事実「影絵むかし話」シリーズは国内製作の番組としては当時大変珍しかった海外輸出をする事が出来ましたし、国内でもずいぶん後まで再放送され続けました。
また、このシリーズからは絵本、レコード、ビデオ、フィルムなどの商品が生み出され一部は今でも販売されています。そうした関連商品などは今後ご紹介をしていきます。

各シリーズの放送内容は番組一覧(下記リンク)をご覧下さい。



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