むかしむかし、3人のむすこをもった粉屋がいました。その粉屋が死んで、上のにいさんは水車小屋を、下のにいさんはロバをもらいました。いちばん下のおとうとがねこしかもらえずに泣いていると、そのねこが言いました。
「ご心配なく、ご主人さま。わたくしに、ふくろをひとつとながぐつを一足くださいな。」
ねこにはどんなさくせん・かんがえがあるというのでしょう?
きれいなおひめさま、りっぱなお城、そしてそこにすんでいる人喰いおにとねこのちえくらべ。
ながぐつをはいたねこの大活躍に主人もびっくり。
Copyright © 2005 KAKASHIZA All Rights Reserved.