『たぬき』
みなさんのたぬきに対するイメージってなんでしょう??
以前、子どもたちに聞いた時に帰ってきた答えは、
丸いお顔!
大きなお目目!!
太鼓のような大きなおなか!!(大多数)でした(笑)
滋賀県の信楽焼では、たぬきの置き物が有名ですし、
カチカチ山に出てくる、たぬきは小悪な悪〜いたぬきが出て来ます。
きつねとたぬきの化かし合いでもあるように、頭に葉っぱを乗せて何かに化ける!
そういったイメージもあるかもしれません。
そう、何かに化ける動物。
このお話に出てくる『たぬき』はちゃがまに化けたり芸を見せたりと大活躍!
では、簡単にあらすじを!
子どもたちにイジメられていたところを助けてくれたお爺さんの為に、
小さなたぬきが 得意な変身に始まり、軽業・綱渡りと恩返しをします。
ちょっぴりおっちょこちょいだけど精一杯恩返しをするたぬき。
たぬきはおじいさんと一緒にいる生活が幸せ一杯でした。
でも心優しいお爺さんはたぬきの事を考えると・・・
楽しい時間は永遠に??それとも寂しいお別れ??
さて、最後はいったいどうなるのでしょう。
演じる俳優は2名のお兄さん(たまにおじさんも(笑))とお姉さん。
楽しい歌とお芝居、美しい色鮮やかな影絵と音楽で、物語があっという間に進んでいきます。
美しい影絵の背景の中で、かわいい影絵人形のたぬきがところせましと動き回るシーンもあれば、お爺さんとのラストシーンでは、影絵人形ならではの繊細な動きで、観ている子どもたちの心を想像力一杯に広げます。